闇夜は思ってるよりずっと恐怖 日本一の星空を見に行ったのだが3

CHUBU1836

2021年12月30日 08:06

新月の夜に日本一の星空を見ようと

せせらぎコテージに泊まった話その3。


天気が奇跡的に良くなって星空が見られるようになった。

が、集落の明かりがまぶしいのでもっと暗いところへ移動しよう。

クルマを出して昼間に確認しに行った平谷峠の展望台に行ってみる。


平谷峠の展望台は小さく、クルマも3台止められるかという規模。

なんかこんな好条件のあの場所に誰もいないとは思い難い。


と思いながら、車を走らせる。途中から昼間降った雪が積もり始め、

峠の周辺ではうっすら路面にまで雪が積もっていた。


こんな時間の峠の展望台にいるのは絶対天文マニア。

そんなところに無神経にヘッドライトつけて入っていったら

絶対キレられる。なので入り口付近にいったん車を置いて、

展望台に誰かいるかを自分が一人ライトをもって確認しに行くため

3人を車の中で待機させた。

これがそもそもの間違い。


展望台は入り口からさらに登っていくのだが

路面がすでに凍っている。ライトを頼りに進んでいくと

駐車場の方に赤い光が見えた。

あ、こりゃいかんやつだ。

おそらく日没位からずっとここに陣取って

ステキな1枚を狙ってるのだろう。

撮り鉄の前に自転車で飛び込んでいくくらい

迷惑な感じだろうからその場で引き返し、途中から見ることにしよう。


と、クルマに戻るとクルマの周りになにかいる。

ライトがないと何かいるくらいしかわからん。

照らすと

1号が外に出ている。

何しとんじゃお前危ないだろとクルマに近づくと

なんと車内には誰もいない。

あとの2人はどこに行ったんだと聞くと

1号は下の方って答えるが

ライトで照らしても先が見えないくらい暗くて

消すといよいよ何にも見えない。


闇夜がこんなに見えないとは知らなかった。

すると峠道の下の方から足音だけ聞こえる。

母と2号が歩いてきたようだ。3mくらいまで近づいて

ようやく2人だとわかった。


こんな凍結してる路面でライトも持たないで危ないだろと叱る。

しかも2号はアホなので走ってたとか。

滑って転んでガードレールの下から滑落するぞ。

ここからしばらく下ったところにもう1台クルマがいて、

撮影していたようだ。マニアはすごいな。


4人で手をつないで展望台に行く途中の道から空を見る。

すごくきれい。こんな星空を見たのは2003年でみたデスバレー以来。

その時は夏だったから今回はもっとシャキッとした見え方してる。


しかし2分くらいで母が寒いと言い出した。

ここは峠なので風が抜けてさらに寒い。

仕方ないのでクルマに戻る。自分はもうちょっと見たいので

外に出てもう少しだけ星空を堪能し

峠を後にしました。


クルマの外気温計は-1度だったが

風が強くてそんなもんじゃなかった。

展望台に陣取っていた人はそこに何時間もいるのだから

凄い根性だ。死んじゃう。


コテージに戻って、3人はまた星空を眺める。

ここでも十分きれいっていうが、

自分はまた寒くない時期に高嶺山の山頂から見てみたい、と思った。




一応、iPhoneでダメ元で撮ってみた。

もっと機能を駆使すれば

まともなやつが撮れたと思うのだが。

いくつかは映ってたが、もっとしっかり撮ればよかったと後悔している。


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